実需と投資

分譲マンションには大きく分けて「実需向け」と「投資用」があります。

「実需向け」は購入する方が実際に住まい用として使用する場合です。
ファミリー向けの3LDK・4LDKタイプなどが多いでしょう。

「投資用」の場合は購入者は実際に住まずに賃貸マンションとして家賃収入として運用したり、
または売却して差益を得る場合です。

前者をインカムゲイン、後者をキャピタルゲインといいます。

実需向けのマンションの多くは賃貸住宅からの初めての分譲住宅への一次取得層であったり、
中古住宅からの買い替え、または勤務地・通学エリアを考慮した住まい替えなどが考えられます。

訴求のポイントとしては、生活の利便性・住環境の良さ・評判の学区域など様々ですが、
細やかな生活のしやすい身近な環境は重要なポイントです。

例えば大きな買い物施設・商店街・近隣の公園・保育園や幼稚園の充実度、小中学校までの距離などです。

「投資用」の場合は、当該エリアが賃貸需要が多いかどうかが重要なポイントなりますので、最寄り駅まで徒歩分数・主要ターミナル駅までのアクセルが重要なポイントになります。

投資用の場合は、全国の投資家がターゲットとなり得るので全国的に知名度のあるエリアや施設までの近さなども大きな訴求ポイントになります。

「実需」は住むこと、「投資」は貸すこと・売ることを前提にして魅力をアピールすることが重要です。