パンフレット・チラシを制作する際に迷うのが、どういった業者に頼むかというところではないでしょうか。
商品を買ってもらう、足を運んでもらうという最終目標は同じですが、そのために出せる予算や待てる期限などはモノによって変わるものですよね。

このコラムを読みに来てくださった方も、大枠の条件は決まっていて「その条件に合致するところを探したい」と思っているところではないでしょうか。
業者選びを条件から逆算することで、より満足度の高いパンフレット・チラシを制作することが出来ます。

 
超高額物件や大規模サービスなど、パンフレット・チラシだけでなくトータルの対応が必要な場合には「広告代理店」という選択肢があります。
取り扱える広告媒体の種類が多く、販促の広がりまでフォローすることが可能なので、オールインで対応して欲しい場合にも有効な業者となります。

しかし広告代理店に依頼する場合、クリエイティブ先行であったり、多種の媒体提案があったりと思ったより大きなプロジェクトになりがちでコストがかさみます。
何よりも間に入る営業担当によって当たりはずれが大きいです。

どんなに有名な広告代理店であっても、依頼主の声をしっかり聞いてスタッフをまとめ上げる、まさに「代理店」の能力を発揮するためには営業担当が非常に大事です。

 
自社でディレクション可能であれば、印刷会社を選ぶのもおすすめです。
コストが格段に安いため「とにかく安くあげたい」という場合にも有効です。
発注する担当者がしっかり制作物の管理が可能ならコストパフォーマンス的には最強と言っていいでしょう。

しかし印刷会社の場合、制作担当者や制作部署が「印刷の付属品」的な扱いになっている場合があり、印刷にくらべて制作が軽視されがちです。
注文された通りに行うことを優先して行うことが多く、提案の視点は少ないと言えます。

発注する担当者の負荷が大きいのになかなか思ったものが上がらないということがあり、逆に手間がかかってしまい本当の意味でのパートナーになるのは難しい場合もあります。

 
チラシやパンフレットなど制作したいものがイメージ出来ている場合には、専門の制作会社を選ぶのがおすすめです。
制作会社は、印刷物制作専門・画像制作専門・WEB制作専門など、それぞれ専門性を持っています。

また、印刷専門の中でも会社案内が得意なところや流通のチラシが得意なところなど様々です。
大手代理店の下請けのみを行っていて直接取引は行っていない場合もあります。
総じて経験値が高いため、ターゲットを見据えた企画力があるのが大きな特長です。

ただし、制作会社は少数精鋭で中小零細といった規模の会社が多く、自ら宣伝なども行っていないことから数多くの中から自社に最も合った制作会社を探しだすのは難しいかもしれません。

制作会社を選ぶ際に特に重要となるのは、料金面だけでなく実績にも目を向けてみることです。
良し悪しを見極めるのは難しいかもしれませんが、簡単な方法としては「自分がターゲットだった場合、このパンフレットやチラシに掲載されている商材を魅力的に感じるか」ということです。

エスキューブでも制作実績を公開していますので、よろしければ一度お目通しください。